「ガマン」が育ててしまう狭量な私

自分が「ガマン」していることを、他人が無遠慮にやってのけるを見て、憎たらしく思ったことはありませんか?(笑)

 

先日、こんなことがありました。

私の可愛いヘタレ甥っ子が我が家に来た時のこと。

彼は「テスト前なので勉強をしたい」「家にいると集中できない」という理由で、たびたび我が家に来ています。

可愛い甥っ子なのでそれは全然構わないのですが、この彼、ちょっと天然というかなんというか、わりとやりたい放題の傾向があるんです。

 

育ち盛りですから、当然、ご飯もとんでもなくたくさん食べます。

彼が来る日は食材を買い足しにいかなきゃなりません。

それでも、可愛いし、私を頼ってくるのだし、と、私はホントに彼に甘々でした。

 

が。

現在、我が家は以前と経済状況が変わり、「節約」を余儀なくされています。

可愛い甥っ子のためとはいえ、お金がかかることで彼に尽くしてあげることが思うようにできなくなってきて。

 

私自身、節約生活の基本である光熱費を減らそうと必死になっていて、コンセントを抜いて歩いたり、窓ガラスにプチプチを貼ったり、食洗器はタイマーにして夜中に回したりと、できることは何でもしているわけです。

電気代がかかる家電を調べることから始まり、時間帯別電気料をメモった付箋を貼って、電気代が1円でも安くなるように必死。

 

なのに先日、我が家に来た甥っ子は…

テレビをつけ、リモコンで番組をあちこち忙しく変えながら、彼はこう言いました。

「テレビ、いいのがやってないよね。つまんないのしか、やってないんだ」

 

私、この一言で、キレてしまったのです。

「じゃあ、消しなさいっ!つまらないんじゃあ、見なくていいでしょっ!?アンタ、何しにうちに来てるのっ!?」

自分で自分がコントロール不能になったことを自覚したくらい、怒りが湧きました。

 

まぁ、テレビのことだけじゃないんです。

彼は、照明やエアコン、扇風機などをつけっぱなしにすることが多く、ママ(私の妹)にも常に注意されている。

 

でもね、私、節電節約しているのは私の都合で、ましてや相手は子供なのだから、こんなオトナの事情を押し付けるのは良くないなって思って、彼には自由にさせていました。

しかし、私は必死になって節約生活を頑張っているのに、なによ、これ?

 

甥っ子が来た日は少し寒くて、甥っ子が勉強する居間は暖房をつけてあげたのですが、パソコン作業する2階の自室は暖房無し。

私は、フリースのパーカーに、膝掛け、マフラー。

そこで私が考えていたのは、「甥っ子に電気を取られてしまっているから私は使えない」ってことでした。

2人いれば、電気も2人分になって当然でしょ。

でも、漠然と、私の頭の中には、電気1人分しか使っちゃいけないって決めつけみたいなものがあり、2人分に増量することを許せなかったのだと思います。

 

正直言ってここ最近、ガソリンも高くなっているせいか、光熱費のことで不安になって眠れない日も多くなりました。

これはそろそろマズいかな?と考えたこともあって、昨夜、この甥っ子とのエピソードを電話で親友に愚痴ったのです。

そしてそこで初めて、自分がどれだけガマンしていたか、自分を追い詰めていたか、に気づいた。

「もう、いっぱいいっぱいだった」ということです。

 

 

自分だけがガマンをする。

自分だけが努力をする。

それをある程度の期間続けたことにより、心は柔軟性を失い、他人に対して寛大ではなくなってしまう。

それを改めて痛感した出来事でした。

なので、今後の節電対策と、甥っ子への対応をどうするか?

ちょっと考えたいと思っています。

広告